1000年前の恋も、現代と変わらない?
この辞典には、『万葉集』や『源氏物語』といった古典文学から、恋や愛にまつわる古語が約700語も収録されているんです。正直、古典って学生時代はちょっと苦手だったんですけど、この本はイラスト付きで本当に分かりやすい。
読んでいて思ったのは、平安時代の人々も、僕たちと同じように恋に悩んだり、ときめいたりしていたんだな、ということ。時代は違えど、人の心ってそんなに変わらないものなんですね。
現代人も共感できる古語たち
いくつか印象的だった古語を、僕の感想を交えながらご紹介させてください。

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薄花心(うすはなごころ)……真心に乏しく、移りやすい心。
「あー、いるいる、こういう人!」って思わず声が出ちゃいました。現代でいう「浮気性な人」とか「飽きっぽい人」って感じでしょうか。平安時代にもいたんですね。
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遠方人(をちかたびと)……遠方の人。遠くにいる恋人。
これ、まさに「遠距離恋愛」ですよね。SNSも電話もない時代に、遠く離れた恋人を思う気持ち、きっと今よりもずっと切なかったでしょうね。
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恋ひ死ぬ(こひしぬ)……恋いこがれて死ぬ。恋しさのあまり病気になって死ぬ。こがれ死にする。
これはもう、とてつもない一途さ!今の時代でも「推しに会えなくて死にそう」とか言いますけど、それとはレベルが違いますね。純粋な恋心が伝わってきて、胸が締め付けられました。
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煙比べ(けぶりくらべ)……互いに思いの深さ浅さをくらべ合うこと。思いの程をくらべ合うこと。
「相手はどれくらい僕のこと好きなんだろう?」って、僕もよく考えちゃいます。この「煙比べ」って表現、すごくロマンチックじゃないですか?
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夢の逢ひ(いめのあひ)……夢のなかで逢うこと。
会いたい人に夢で会えるって、ちょっと切ないけど、素敵なことですよね。SNSで相手の投稿を見て「会いたいな」って思うのと、気持ちは同じなのかもしれません。
御簾や垣根ごしに思いを募らせ、歌をやりとりして恋が始まる様子は、本当に現代の恋愛に通じるものがあると感じました。スマホも郵便もなかった時代、人づての噂話に心を揺らし、会えない相手を思い続けて歌を贈る。そして、夢や占いに願いを託して恋に悩む。これって、アプリのメッセージを待つ僕らと、本質的には変わらないんじゃないかなって。

古典が苦手でも楽しめる工夫がたくさん
この辞典は、五十音順に調べるのはもちろん、気になる言葉から気軽に読み進められる構成になっています。かわいいイラストやコラムも豊富で、当時の恋愛事情なども詳しく紹介されているんですよ。正直、僕も、たまにはこんな風にロマンチックに恋したいなぁ、なんて思っちゃいました。
コラムには、神永曉さん、谷知子さん、たらればさん、平野多恵さん、すゑひろがりずの三島達矢さん、渡部泰明さんといった、古典に詳しい豪華な執筆陣が参加されています。恋、言葉、古典を様々な切り口で楽しめるので、古典ファンはもちろん、これまであまり馴染みがなかった人でも、きっと夢中になれるはずです。

書籍情報
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書名:『恋する古語辞典』
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編:小学館国語辞典編集部
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定価:1,650円(税込)
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判型・ページ数:四六判並製160ページ
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ISBN:978-4-09-504184-1
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発売日:2026年7月13日
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出版社:小学館
▼詳細はこちらをご覧ください
https://www.shogakukan.co.jp/books/09504184
いかがでしたか? 『恋する古語辞典』は、単なる辞書としてだけでなく、1000年前の人々の恋愛模様を垣間見ることができる、まるでタイムカプセルのような一冊です。
僕もこの本を読んで、昔の人の恋の言葉から、現代の恋愛に活かせるヒントをもらった気がします。ぜひ手に取ってみてくださいね!
それでは、また!賢作でした。


